看護学生えだまめの日記

現役看護学生をしているえだまめです!

看護学生ってなにが大変なの?看護の道に進む前にいったん考えて!

看護学生って何が大変なの?看護の道に進む前にいったん考えて!

こんにちは!看護学生のえだまめです!今回は看護学生の一体何が大変なのかを記事にしていきたいと思います。

 

さっそくですが、、、看護学生は大変!ということをよく耳にしませんか?私も実際に看護学校に入学する前に親に言われていました。母方の祖父母が看護師だったために母は看護師の大変さをよく知っているようでした。私自身も、看護学生は大変ということをよく耳にしていたので大変な学生生活を送るということは覚悟していたつもりでした。しかし、入学してみて看護学生の大変さというものを高校生の時の私は何もわかっていなかったなと痛感しました。

 

一体看護学生って何がそんなに大変なの?

入学するまでに看護学生のどんなところが大変かということに気付けなかった私が入学後にこういったところが大変だと思ったことを挙げていきます。

1,授業の多さ、必修科目の多さ

まずはじめに感じたのは授業の多さです。文系大学生低学年なら高学年に比べて授業数は多く、看護学生と授業の多さは変わらないのかもしれませんが必修科目と選択科目の差に大きな違いがあると思います。看護のような専門的な学問は必修科目がほとんどで選択科目はほぼありません。1年生の頃は多少の選択科目はありましたが、2年生になったら選択科目は2つだけでした。つまり、時間割を自分で組むということはほとんどしません。他の大学生を見ていると、「履修登録が~」とか「履修の抽選が~」という話をしていますが、看護学生は上記の通り選択科目が全くなく必修ばかりなので学校側が勝手に時間割を組みます。そのため、全休なんて日は今までに一度も経験したことはなかったです。あと、必修科目が多すぎてほぼ毎日1限始まりの5限終わりの生活プラス課題もあるのでバイトもあまり多くできないですね(涙)土日なら!って思う方もいると思いますが土曜日も授業があったりするんですよね、、、

 

2,勉強量が多い

これは仕方ないことですね。だれもが通る道だし国家試験をパスするには勉強が必須となってくるので。中でも看護は暗記がメインだと思います。覚えなければいけない事がかなり多くあるので気がめいりますね、、。ただ私はどちらかというと文系能で計算より暗記の方が得意なのでまだ助かってます(笑)看護ってあんまり計算がないんですよ。数学がなにより苦手だった私でもなんとか生き残っていけてますね。とにかく勉強量と覚えることが多いです!私はテスト前に詰め込む派なのでもっと効率よく勉強で知る人は余裕なのかもしれませんが、、。あとは筆記だけでなく実技試験があります。手順を頭に入れておかないといけないし時間制限もあるのでスムーズにできるようになるまで練習もしなければいけないので苦痛です(笑)実習期間中はとくに勉強量が増えますね。先生や看護師さんに突っ込まれないように必死なので(笑)

 

3,テスト

テストはどの学生もあるんだから看護学生だけが大変じゃないだろ!と思った方もいるかもしれませんがまあ確かにテストは学生全員がやるものだしみんな大変だと思います。しかしこれは看護に限らず医療系の学校ならどこも同じだと思うんですけど、なんと再試制度があるんですよ💦しかもこの再試受けるのにお金かかります。大体の学校は1教科2000~3000円ぐらいだと思います。高すぎませんか?ではどうなったら再試に引っかかるのかというと、だいたいの学校は成績の6割に到達していなかったら引っかかります。例えば、試験が60%、課題が30%、授業の参加度が10%の割合で含まれるとします。これらすべて合わせて6割いってないと再試になってしまいます。この割合ならまだ課題と授業態度でほぼ40%はとれているので試験で残りの20%を確実にとることができれば再試からは逃れることができますが中には試験100%とかの教科があったりするので毎回テスト期間では再試にならないかびくびくしています(笑)

高学年になると実習ばかりで座学はほとんどないため試験科目も減っていきますが、低学年のうちは座学ばかりなので科目数がえぐいです。試験科目が14科目あったこともあります(笑)

 

4,実習

実習はもうほんとに嫌です(笑)何が嫌だって先生と看護師さんが怖いんですよ。あらゆることに関して先生と看護師さんが突っ込んできます。実習始まる前に自分の担当の患者さんの今日やる援助計画を看護師さんに見せて確認してもらうのですが、「どうしてこの援助計画を立てたのか」、「なぜこれをやるのか」、「これをやらなければいけない理由は何か」ということなどたくさん突っ込まれます。確かに知識不足なのは圧倒的にこっちなのであらゆることを突っ込まれるのは当然です。それは分かっているんですけどやっぱり自分の知識不足が嫌になります。おそらくここまではだいたいの方が知っているもしくは聞いたことがあると思います。しかし実習の砦はまだ他にもあるんです。

まずは関連図というものです。関連図とは、患者さんに関するさまざまな情報を関連づけて図にしていくというものです。例えばAさん70代女性は階段から転落して骨折して入院したという現病歴があるとします。そこから骨折したことによるこれから起こるであろう危険因子は何か、食事摂取があまり適切でないという情報があるなら栄養不足により骨折の治りが遅くなる可能性があるということを関連付けて図にしていきます。ざっくりでいうとこんな感じです。

あとは実習に関する日々の記録です。その日1日の計画を振り返り、患者さんの言葉、行動なども記録したりします。自分が行った援助計画についてよかった点や悪かった点、翌日に活かしていきたい点などを記録します。これがパソコンとかデジタルならまだ疲れないと思うんですけどすべて手書きなんですよね、、。まあ確かに実習中メモ帳にたくさん情報を書き加えるわけだし病棟内にデジタル機器なんて持ち込めないので仕方ないんですけどやっぱり記録で時間とられるし知識不足なところは同じ場所で看護師さんに突っ込まれるわけにはいかないのでその日のうちに調べたりしてると睡眠時間が自然と削られていくというのが現状です。

 

まとめ

私が看護学生になって大変だなと思ったことはざっくりこんな感じです。看護学生になって当初のようなやる気に満ち溢れてる人は半数もいないのではないかと思っています(笑)ですがやはり専門科目ということもあり無駄な学生生活を送ることはないと思います。勉強も実習も大変だけど絶対に将来に役立つしメリハリのある学生生活を送れるのではないかなと思います。キラキラした大学生を見ると羨ましいと思うし、看護学生やめたいと思うときもあります。なんなら学校の友達と「いつ看護師やめる~?」という話もしてたりします(笑)でも看護の道に進んだことは後悔していません。将来看護の道に進んでよかったなと思える日が来るようにこれからも頑張っていきたいと思います。

 

看護学生のえだまめです!

はじめまして、現役看護学生のえだまめと申します。

 

まずはじめにブログをはじめようと思ったきっかけは、何か新しいことを始めてみたいと思ったのと、看護学生は普段どんな日常を送っているのかや、もしユーザーの中に看護への進路を迷っている人がいたら看護学校について参考になれるような情報を発信していけたらいいなと思ったのがはじめたのが理由です。

 

このブログを通して看護学生の日常、普段どのような勉強をしているかをシェアしていけたらなと思いますので、どうぞよろしくお願いします!